週に2回、社会保険事務所の窓口に座って、書類の受け付けをしているんです。で、最近気になることが……。
1)なぜ親が……?
主に年金の窓口での出来事です。「子供のための手続きなんですが……」と窓口に出向いてくる人がいます。住民票を移していないなどの関係で、出向いてくる場合は、まぁしょうがないかなぁという風で見ています。それでも、できれば、こんな時代だから、住民票を移して子供に手続きをさせると、意識づけになっていいんじゃないかなぁと思います。
しかし、或る時などは、私と同い年(会話からそう想像したんですが……)と思われる人が、親とともに年金の相談に来るというのを見ました。えっ?その程度のことは自分でしたら?
2)丁寧に説明しても……
理解されないんですよねぇ。いや説明しているこちらが、きちんと説明できていない場合や、勘違いしていて不十分な説明になっているもあるんですけどねぇ。
でも、都合のいい解釈だけを持って帰る人っているんですよ。後々のトラブルの原因になります。こちらの説明の間違いは指摘してもらっても構わないんですが……。
それ以前に、説明を聞かない人もいます。こういう人も困ります(最近のできごとに、これに近い状況がありました。相手がこちらの説明が終わるまで割り込めないように注意しつつ、きちんと説明しましたけどね)。
3)なぜその質問をここでする……?
いまの仕事を始める前でも、何かの手続きをするためにはどこの役所へ出向くのかくらいはどこで覚えたのか、知っていたような気がします。と言っても、引っ越したら「市役所」へ行く、運転免許証のことは「管轄の警察署」位のことですけどね。
ところが、その行き先すら分からずに、私が座っている窓口で質問をしていく人が随分と居るんです(確かに、微妙に関係はあるんですけどね……)。
「いえ、ここは社会保険事務所ですから、その件は○○(例えば市役所)で、尋ねてください。」
ということが良くあります。
これらのことを見ると、これではトラブルに会った時の迅速な対応は無理じゃないか……?とも思えてきます。
4)ということは……?
うちのような業界が、いわゆるワンストップサービスを提供するのが一番のビジネスということにもなるのかなぁ……?
でもその前に、基礎知識。年金は社会保険事務所、火事・救急は消防署、泥棒・交通事故は警察署、税金は税務署、労働問題は労働基準監督署、失業したらハローワーク(公共職業安定所)、地元のことは地元の市区町村役場……へ出向く位の知識は欲しい。
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