政権奪取が現実のものになりそうな日本の民主党。そのための総選挙も間近に迫って来た。
ただ、政権を奪取した後にこれだけはしないでおいて欲しいと思うことがある。
それは、野党暮らしが長かっただけに、気になっていることである。
1つ。政権党となった場合に、官僚を敵対視しないこと。
野党であるうちは、どの道手となり足となる官僚などいないのだから敵対視しても好いが、政権党となれば、実際に事務処理を行い、組織を運営しているのが彼らなのだから、彼らが面従腹背するような環境を作り出さないことである。
2つ。一気に膿を出し切ろうとしないこと。
当然、現与党(選挙後の野党)の政策を批判することから、政権運営が始まるものと思われるが、1年程度の期間で膿を出し切って、独自の政策を一気に推し進めようとしないこと。もしもそれをしようとすれば、今度は国民がそっぽを向く。ただ、一方で何らかの成果を短期間に(個人的には半年以内で)出さないと、やはり国民からそっぽを向かれる可能性があるので、そのバランスが難しいとは思う。
とりあえずはこれだけかな……。他にも思いついたら、ここに記載していきたいと思う。
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